信用取引におけるおすすめ返済順序

信用取引において、返済順序におすすめはあるのか?

ずばり、あります!!

ってどこのサイトもあまり触れていないんですよね、謎です。

ここでは信用取引の建て玉について、どんな返済順序がお得なのか、教えたいと思います。

信用取引の返済順は、『損益多い順』にすべし

はい、信用取引の返済順、正解は上記です。

なぜか?
例を挙げたいと思います。

下記2つの信用取引の建て玉があったとします。
①1000円で1000株買い
②1500円で1000株買い

現在の株価が1300円だったとし、それぞれ返済するとどうなるか考察します。
①を返済すると、300円×1000株=300,000円の利益が出ますが、税金が6万引かれ、24万円の利益となります。②分は-20万の含み損です。
②を返済すると、-200円×1000株=-200,000円の損益が出ますが、①分は30万の含み益です。

結果、手元に残る損益としては、①の場合は4万、②の場合は10万、となり
税金の分だけ手元資金が潤沢になる計算となります。

最終的にすべて清算すれば同じになるかもしれませんが、無利子で一時的にでも資金が増えるなら、増える方を選択しておくのが、ちょっぴりお得です。

まぁそもそも「源泉徴収なし」にしてしまえば変わらなくなるのですが、それはそれで保険料や扶養控除など、面倒なこともありますしね。

ただし制度信用(6か月期限)は別

損益多い順と書きましたが、制度信用(返済期限6か月)の場合は、返済順序は異なります。

こちらは素直に、建て日が古い順にしておきましょう。

信用新規をする時はすぐ利益を出して返済と考えても、様子見や塩漬けでズルスル6か月近くなることはあります。
本当はそんな待たずにロスカット!すべきですけど、人間だもの、なにかのイベントや決算短信が控えていたら、そこを見届けて売りたいとか、待ってしまうこともありますよ(´;ω;`)ウゥゥ

そんな時、返済期限が間近に迫ると心の余裕がなくなって、ミストレードしがちなので、期限が近い(=建て日が古い)順に信用返済していったほうが、安心です。
目先の小さな利益に捕らわれないでくださいね。

以上、信用取引の返済順に迷った時、参考になれば幸いです。

ちなみに

一番良いのは、トレンドを掴んで利益をゲットし、次々全返済していけば良いんです。
トレンドの出た銘柄を次から次へと渡り歩く感じですね。

トレンドを掴む方法について、別記事に載せてますので、ぜひ見てみてください。
きっと末永く貴方の投資に役立つと思いますよ(^_-)-☆

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