HYPER SBI2(ハイパーSBI2)に表示されるマークの意味を説明しますね。
わたし自身が最初なんのマークか分からなくて困ったので、
使い始めた方の参考になれば幸いです(*´▽`*)
下は、HYPER SBI2の全板画面です。(後場直前のある日のソフトバンクです)
価格の横に各マークが表示されてますね。
①[O]:始値
当日の始値の位置にOマークが表示されます。オープンのOですね。
②[V]:VWAP
当日のVWAP(売買高加重平均価格)の位置にVマークが表示されます。
VWAP(ぶいわっぷ)ってなんやねーん!
超簡単に言うと、出来高考慮した当日の平均価格にVマークが付きます。
例えば、一瞬急落して反発して価格が戻ってきた場合、
500円:1000株約定(始値とする)
400円:200株約定(急落)
300円:100株約定(急落)
400円:200株約定(急反発)
こんな値動きをした場合、単純な平均価格は300~500の中間で、400円ですね。
なので現在400円なら平均価格と見えます。
VWAPだと、出来高も考慮されるので、
価格×出来高の合計を、出来高で割る計算となるので、
(500×1000+400×400+300×100)÷(1000+200+100+200)=460円 となります。
なので現在400円ならVWAPだとちょっと割安と判断できることになります。
ただVWAPは割高/割安判断ではなく、よく壁やレジスタンスラインとして利用します。
詳しくは、別記事でわたしなりの使い方を説明したいと思います。
③[寄]:寄り付きの見込み価格
現在の注文状況に合わせた寄り付き見込み価格の位置に寄マークが表示されます。
基本的に見掛けるのは前場や後場のオープン前に表示されますね。
でも、場中にも、大きな成行注文が入ったりすると表示されます。
まぁ「うぉ!安い!!寄付で買っておこう!!」と寄マークのところに注文を入れても
約定直前にいっぱい注文が入るので、寄マークでは約定しない場合も多いです。
みんな(アルゴも)安すぎや高すぎは見逃さないようで・・^^;
もちろん素直に約定する場合もありますし、寄り付き前の注文状況の把握にも繋がるので、参考になることも多いです。
④[引]:引けの見込み価格
現在の引け注文に合わせた引け見込み価格の位置に引マークが表示されます。
引け注文が入っていない場合は、表示されません。
ちなみに引け注文は、大引け直後(15:00)に発注される注文です。
歩み値を見ると、14:59の取引の後、15:00ちょうどに出来高が急増している事が良くあります。
それは人が15時ちょうどを狙って注文入れているのではなく、引け注文を入れているから発生しています。
なぜわざわざ引けに注文するのか?
出来高が少ない銘柄は株価操作に使われたりします(違法)が、出来高が大きい銘柄では引け注文の勢い(発注数)を見せて買いや売りを誘ったり、色々と思惑があるようです。
私たち個人投資家としては振り回されずに、でも情報として参考にしたり、思惑を予想してみるのも面白いですね。
ちなみに引け注文を見るには、画面右上の「引」ボタンをクリックします。
HYPER SBIは個人がなかなか見れない引け注文もハッキリ確認できて良いですよね。
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