ここではMACDの読み方をお伝えします。
少し我流なので、もしかしたら他サイトや書籍での説明と異なるかもしれません。
でも、結構な自信を持っています。^^
採用するかどうかは貴方次第ですが、読んで損は無いですよ!
MACDとは
MACDとは「Moving Average Convergence Divergence」の略です。
直訳すると「移動平均収束拡散 」ですかね。
なんのこっちゃですね(笑)
簡単に言うと、短期の移動平均線と、それより長い中期の移動平均線を組み合わせて、
トレンドを判断しようとする指標です。
実際に見てみましょう。
MACDを読み解く
↓は、トレーディングビューという誰でも無料で使用できるサイトを利用して、
チャートを表示させた図となります。
(2021/3/9時点のギークス)
MACDは赤い枠で囲った、青とオレンジの2本の線が波打っているチャートです。
まず①と書かれた地点を見てください。
青い線(短期線)がオレンジの線(中長期線)を超えるゴールデンクロスが発生しています。
株価の方を見ると、①の近辺から右肩上がりに上昇しており、
青い線が平坦をなるあたりで株価のピークを越えているのが分かります。
(実際にはそのあと、瞬間的に高値は更新してますが)
次に②と書かれた地点を見てください。
青い線(短期線)がオレンジの線(中長期線)の下に入るデッドクロスが発生しています。
相場が売り優勢になり株価が徐々に下がることが多いです。
ただ今回面白いのが、デッドクロスが発生しても、株価はほとんど横ばい、
ボックス相場にも見える状態となっていますね。
MACDが見えなかったら
MACDが見えないチャートを表示してみましょう。
yahooのシンプルチャートですが、どうでしょう。
完全に膠着状態の横ばいが続いているように見え、なんなら13wと26wの心強いゴールデンクロスが発生していてまだまだ上がるのではないか、とさえ見えます(笑)。
テクニカルを熟知している機関投資家などは、当然MACDを利用しています。
つまり、MACDを見ない人とは見えている世界(チャート)が違うのです。
ちなみに私は、サイト作成に当たってちょうど良いチャートを探していたところ
たまたま上記チャートに出会ったので、2021/3/8に空売りを行いました。
結果は、後日その後のチャートを張って、確認しましょう。
きっと儲けが出ていると思います。
これ、見えるようになると、相当安全でおいしいです(^^)v
MACDの捉え方
それでは、私のMACDの見方をお伝えします。
私の捉え方は、
MACDのゴールデンクロス
⇒投資家の買い圧力の方が優勢になってきたかも、売り優勢から買い優勢への転換ポイントかもしれない、という捉え方をしています。
MACDのデッドクロス
⇒投資家の売り圧力の方が優勢になってきたかも、買い優勢から売り優勢への転換ポイントかもしれない、という捉え方をしています。
当然ですが、売りたい人より買いたい人が多いと、ほとんどの場合は株価が上がります。
その逆も然りですね。
ただなぜ「かもしれない」なのか?
MACDだけで判断することは、出来ないと考えるからです。
このあとお話する残りの指標と組み合わせて、トレンドは判断すべきです。
もしMACDだけで簡単に判断できてしまったら、投資はすべてAIに取って替わられるでしょう。
そんな未来も遠くないかもしれませんが、
少なくとも現段階では、総合して考えるという点で人間はAIに勝てる可能性は高いと思っています。
なお1点補足しておくと、ゴールデンクロスが発生の地点は、株価の底ではないです。
上のチャートでも、①の数営業日前が底になっています。
底値で買えた方がより儲かると思いがちなので敢えて言いますが、違います。
いつ上がるか分からない底を待つのは無駄ですし、底なんて後から見ないと正確には分かりません。
トレンドに乗ったスイングトレードは、上昇トレンド(波)の間だけ相場に乗ればよいので、底を狙う必要がありません。
ですので、MACDのゴールデンクロスを確認してからで十分間に合うのです。
最後に
MACDの設定は、短期:12、長期:26、close:9 の設定を強くおすすめします。
これは標準的な設定値だからです。
標準的な設定値にこだわる理由は、
我々よりずっと大きなお金を動かす機関投資家やファンドマネージャーと
同じ世界(チャート)を見るためです。
トレンドは大口投資家が作ることも大いにあるので、
一緒の世界を見た方が安全で儲かります。
以上で、MACDの説明を終わります。
※投資はすべて自己責任、自己判断でお願いします※
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