ボリンジャーバンドで上昇余地を予測する

トレンド診断 ◆大切な3つの指標◆

最後の指標は、ボリンジャーバンドです。
ここではボリンジャーバンドの使い方をお伝えします。
こちらも我流なので、もしかしたら他サイトや書籍での説明と異なるかもしれません。
採用するかどうかは貴方次第ですが、知らない方も知ってる方も読んで損は無いですよ!

ボリンジャーバンドとは

英語では「Bollinger Bands」と書きます。

直訳すると「ボリンジャーさんの幅」ですかね。

やはり、なんのこっちゃですね(笑)

文系の自分には標準偏差がどうのこうのという話は出来ないので、、
ずばりボリンジャーバンドとは、
すごく簡単に言うと、普通だったら収まる株価の範囲です。

ちゃんと計算方法を知らなくても私はこれを使って勝てているので、
気にしてません!(笑)

でも計算方法を知らないと心配な方は、他サイトで勉強してきてください。

私が伝えたいのは計算方法ではなくて、お金を増やす使い方なので。

さて、そのボリンジャーさんの幅で一体何が分かるのか?

実際に見てみましょう。

ボリンジャーバンドの使い方

↓は、トレーディングビューという誰でも無料で使用できるサイトを利用して、
チャートを表示させた図となります。
(2021/3/9時点のギークス)

ボリンジャーバンドは、赤い枠で囲っている、
いわゆるローソク足のチャートの周りを囲っている薄い緑色のバンドです。

ちなみにトレーディングビューでは2σのボリンジャーバンドが表示されます。

見ていただくと、ほとんどの場合、緑の幅の中にローソク足があることが分かると思います。

よく言われる使い方が、
幅が狭い(スクイーズ)の時は、様子見。
幅が広がってきた(エクスパンション)時は、買いシグナル。
とか言われたりします。

私はその使い方について、激しく同意しかねます。
そんな「幅が広い、狭い」の基準は、あいまい過ぎます。

また別の使われ方としては、
ボリンジャーバンドの上限を上回ったら、売りサイン。
ボリンジャーバンドの下限を下回ったら、買いサイン。
とか使われたりします。

私はこの使い方は、半分同意、半分はそうとも言えないという見解になります。

なぜなら、上記チャートの黄色の丸で囲った部分。
上昇トレンドの最中に何度かボリンジャーバンドの上限を超えています。
そのタイミングで売ったり、ましてや空売りとかした日には大損確定です!

その使い方は、やめた方が安全です!

私のボリンジャーバンドの使い方はこうです。

ボリンジャーバンドの私の使い方

ボリンジャーバンドの私の使い方をご説明します。

私のボリンジャーバンドの使い方の主要なポイントは、値幅目安です。

①の丸を見てください。
MACDにゴールデンクロスが発生し、RSIも30近くから一気に50を超えてきたタイミングです。

私がこれまで説明してきたように絶好の買い場ですね。

この時、ボリンジャーバンドを見て、上値余地が納得するだけあれば、買います。
上値余地とは、緑の幅の上限に達した時の想定値段です。

もちろん株価の上昇に伴い、ボリンジャーバンドの幅も広がっていくので、上昇を続ければ日々上限余地も上昇していくものの、スタートからあまりに上限に近い場合、私は買いません。

もちろん大体上がっていきますが、たまにボリンジャーバンドの上限を大きく超えて、反動で売り込まれる可能性があるからです。

ずっと株価を確認することができないサラリーマンの特性上、わざわざそのリスクがある銘柄を選ばなくても、安定して資産を増やす方法を選びたいです。

今回、①のタイミングは、上値余地もまぁまぁあったので買いました。

1150円近辺で買って、1300円のボリンジャーバンド上限突破で一部売り、大きく上限を超えてきた1550円近辺ですべてを売却し、トレードを終了しています。
結果としては大成功ですね。

珍しく3週間も持ち続けたのは、MACDが強くて売り場が見つからなかったからです。

次に②の丸を見てください。
MACDは長い緩やかな下落トレンド、強かったRSIも50を切ってきました。

2指標が下落を示唆していたので
実はここで空売りに飛びついてしまったのですが、ちょっと失敗したかなと思ってます。

もちろん予想通り、下落しているのですが、、
ボリンジャーバンドの下限に近すぎて、下落額が物足りないという状況となっています。

少し待てばボリンジャーバンドの下限も広がって、ちゃんと下げてくれるかなと思いますが、資金効率の面からは、少し失敗でしたね。
まぁ私もまだまだ判断が甘いところがあるので、反省すべきは反省し、もうしばらく下落を待って終了したいと思います。

正直、テクニカルだけ見ると上がる可能性が低いので、少し待てば
相当安全でおいしいと思ってます(^^)v
(すでにギークスさんでは儲けさせてもらってますが、返す刀というやつですね(笑))

そのほかのボリンジャーバンドの使い方

こんな使い方をしている人はいないかもしれませんが、、、

私が利用しているマネックス証券などのチャートでは、ボリンジャーバンドは1σ~3σまで上下に3領域が表示されます。

そして統計学的に、ボリンジャーバンドの各幅に株価が収まる確率は以下とのことです。

±1σの範囲内に株価がいる確率 68.27%
±2σの範囲内に株価がいる確率 95.45%
±3σの範囲内に株価がいる確率 99.73%

1σは置いといて、2σを超えるものはレア、3σを超えるものに関しては激レア
ではないでしょうか。

まぁでも、3σを超えるものは、とてつもないファンダメンタルな悪いニュースや良いニュースがあった場合であり、あまりお目にかかりません。

ただ3σに近い2σを超えるものは、たまに遭遇し、取り立ててニュースがない場合もあったりします。(売りが売りを呼ぶケースなど)

私のボリンジャーバンドのもう一つの使い方は、2σや3σを超えた銘柄を探して、ファンダメンタルやニュースを確認し、売られ過ぎだと判断できた場合は様子を見て購入する検索指標の使い方をしています。

ただ下げ続ける場合もあるので、トレンドの転換を確認してから購入となりますが、売られ過ぎ銘柄はトレンドが変わった場合の買いパワーも大きいので、今後の買い候補としてチェックしています。

上限を大きく超えた場合に空売りしないのか? と言われそうですが、
私の結論としては、空売りしません。

そもそもファンダメンタルやニュースが無いのに、株価はそこまで上昇しないと思ってますし(なぜか下落はそこまでニュースがなくても下がることがある)、空売りの場合、損失は青天井ですからね。
絶対下げると確信できる銘柄しか空売りのリスクは取りません。

最後に

ボリンジャーバンドの標準は、2σの範囲を意識されることを強くおすすめします。

これは標準的な設定値だからです。

標準的な設定値にこだわる理由は、
我々よりずっと大きなお金を動かす機関投資家やファンドマネージャーと
同じ世界(チャート)を見るためです。

一緒の世界を見た方が、より安全でよりトレンドに乗りやすく儲かります。

以上で、ボリンジャーバンドの私の説明を終わります。

※投資はすべて自己責任、自己判断でお願いします※

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