RSIでトレンドの信頼性と過熱度を読む

トレンド診断 ◆大切な3つの指標◆

ここではRSIの読み方をお伝えします。
少し我流なので、もしかしたら他サイトや書籍での説明と異なるかもしれません。
でも、結構な自信を持っています。^^
採用するかどうかは貴方次第ですが、読んで損は無いですよ!

RSIとは

RSIとは「Relative Strength Index」の略です。

直訳すると「相対力指数」ですかね。

なんのこっちゃですね(笑)

簡単に言うと、14日間の間に値幅が上昇気味だったら50以上、下降気味だったら50以下になる指標です。

もう少しちゃんと言うと、
一定期間(通常14日)で
「上昇した日の値幅合計」と「下落した日の値幅合計」をあわせた比率です。

例えば、
14日間のうちに上昇した日の合計上昇額が100円だったとします。
下降した日の合計下降額も100円だったとします。

14日間の全体の値動き合計は上下で200円。上昇分は100円。
計算とすると、
RSI=(100円÷200円)×100=0.5×100=50.0(%)となります。

もし合計上昇額が300円、下降100円だった場合、
RSI=(300円÷400円)×100=0.75×100=75.0(%)となります。

さて、その%で一体何が分かるのか?

実際に見てみましょう。

RSIの使い方

↓は、トレーディングビューという誰でも無料で使用できるサイトを利用して、
チャートを表示させた図となります。
(2021/3/9時点のギークス)

RSIは赤い枠で囲った、ピンクの帯の中に紫の線が波打っているチャートです。

よく言われるのが、
30以下は売られ過ぎ、70以上は買われ過ぎ
20%以下で買い、80%以上で売り
とかの解説が多いと思います。

その使い方は、やめた方が安全です!

例えば上のチャートですが、
30以下となった左の赤線は確かに底に近い株価でしたが、
70を超えた右の赤線はまだまだ上昇の途中でした。
もしここで空売りしていたら大惨事です。

また「20%以下で買い」に従ったら、そもそも買えていません。

巷で言われている使い方は、使えないわけではないながら、
それほど信用できない、というのが私の見解です。

RSIの本当の使い方

RSIの私の使い方をご説明します。

RSIの黄色の横線は、50のラインです。

①のタイミングを見てください。
ずっと50以下で低迷し、①のタイミングで50を超えました。

このタイミングが、上昇トレンドが開始されていると私が判断するタイミングです。
MACDもちょうどゴールデンクロスが発生しており、絶好の買い場ですね。

次に②のタイミングを見てください。
大きく50を超えていたRSIが、②のタイミングで50を切りました。

私はこのタイミングが、空売りのタイミングとみています。
MACDもデットクロスが発生し、下降を続けています。

ちなみに私は、サイト作成に当たってちょうど良いチャートを探していたところ
たまたま上記チャートに出会ったので、②が発生した翌日2021/3/9に空売りを行いました。

結果は、後日その後のチャートを張って、エビデンスを残します。
きっと儲けが出ていると思います。
これ、見えるようになると、相当安全でおいしいです(^^)v

そのほかのRSIの使い方

買いや空売りのタイミング以外に、RSIを参考にしている点をお伝えします。

70以上:やや過熱感あり(過大評価されすぎかもしれない)

30以下:やや過疎感あり(過少評価されすぎかもしれない)

という印象を持ちます。

なぜ「かもしれない」なのか?
RSIだけで判断することは、出来ないと考えるからです。

ここで、買いや売りは直結しません。
ただしボリンジャーバンドの上限や下限とセットで見た時、買いや売りを入れるかもしれません。

ボリンジャーバンドについては、別の投稿でご説明したいと思います。

最後に

RSIの設定は、14日間 の設定を強くおすすめします。

これは標準的な設定値だからです。

標準的な設定値にこだわる理由は、
我々よりずっと大きなお金を動かす機関投資家やファンドマネージャーと
同じ世界(チャート)を見るためです。

トレンドは大口投資家が作ることも大いにあるので、一緒の世界を見た方が安全で儲かります。

以上で、RSIの私の解釈を終わります。

※投資はすべて自己責任、自己判断でお願いします※

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